
問題になった「バレンシアガ」のホリデーキャンペーン
「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は12月2日、児童虐待にあたるとの批判を受けて取り下げたホリデーキャンペーンのビジュアルについて、アーティスティック・ディレクターのデムナ(Demna)が自身の公式インスタグラムで謝罪した。「バレンシアガ」のCEOであるセドリック・シャルビ(Cedric Charbit)もブランドの公式インスタグラムで謝罪し、再発防止策を投稿した。
この問題は、幼児モデルに首や手首の拘束具などSMを想起させるものを着用したぬいぐるみ型のハンドバッグを持たせ、「バレンシアガ」のホリデーキャンペーンのビジュアルに使用したため、児童虐待であるとの非難の声があがっていた。11月23日に児童虐待にあたるとの指摘を受けてこのビジュアルを取り下げたが、こうした倫理観に欠けたビジュアルをクリスマスシーズンに大々的に展開するブランドの責任は重い。
このようなビジュアルを掲出するかどうかの最終判断は当然ブランド側にあり、デムナは「子どもを起用したキャンペーンで、間違ったコンセプトを選択したことを個人的に謝罪し、責任を受け止める。子どもには関係ないものを持たせたのは不適切だった」と謝罪している。








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