英国のメーガン妃のウェディングドレスもデザイン クレア・ワイト・ケラーが「ユニクロ」のクリエイティブディレクターに就任
Sep 4, 2024.Tokyo, JP
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「ユニクロ:シー」は2023年秋冬に始動してから今秋冬で3シーズン目。洗練されたエフォートレスワードローブを提案し、そのモダンなデザインと手頃な価格帯で人気を博してきた。
初となるメンズアイテムとしてはセットアップ可能のスウェットやしわ加工を施したデニムなど、日常使いに欠かせないアイテムがラインアップ。洗練されたシルエットが普段の装いをモダンにアップデートする。
「ユニクロ:シー」を手がけるクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)は、「ジバンシィ(GIVENCHY)」時代にサセックス公爵夫人メーガン(メーガン妃)のウエディングドレスを手がけたほか、「クロエ(Chloe)」のクリエイティブディレクターを務めるなど、メゾンでの華々しい経歴をもつ英国人デザイナーだ。
2019年には『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」のひとりにも選ばれており、プレタポルテからオートクチュールコレクションまで幅広く手がけてきた。また9月4日に「ユニクロ」の新クリエイティブディレクターに就任しており、現在担当している「ユニクロ:シー」に加えて2024年秋冬からメンズを含む「ユニクロ」のメインラインコレクションを牽引することになる。
「ユニクロ」は9月3日に8月度の国内売上高を発表し、既存店とEコマースを合わせた売上高は前年同月比25.3%増となり、5カ月連続で前年実績を上回った。今回の「ユニクロ:シー」2024年秋冬コレクションの発売とクレア・ワイト・ケラーのクリエイティブデザイナー就任が、今後の売上高の伸長にどのように影響を与えるか注目される。