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英国のメーガン妃のウェディングドレスもデザイン クレア・ワイト・ケラーが「ユニクロ」のクリエイティブディレクターに就任

Sep 4, 2024.セブツー編集部Tokyo, JP
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「ユニクロ」のクリエイティブディレクターに就任したクレア・ワイト・ケラー

「ユニクロ(UNIQLO)」を展開するファーストリテイリング傘下のユニクロは9月4日、イギリス出身のデザイナー、クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)をクリエイティブ・ディレクターに任命したと発表した。クレア・ワイト・ケラーは、2023年9月15日に発売されたウィメンズライン「ユニクロ:シー(UNIQLO : C)」のデザイナーにも起用されており、2024年秋冬から「ユニクロ」のメンズも含めたメインラインのコレクションも合わせて統括していく。

1970年生まれのワイト・ケラーは、英・セントマーチンズのファッション&テキスタイル科を専攻し、卒業後はロイヤル・カレッジ・オブ・アートでニットウェアの修士号を取得。ロイヤルカレッジの卒業コレクションを契機に「カルバン・クライン(Calvin Klein)」にスカウトされ、卒業後の4年間勤務。

その後、「ラルフ ローレン(Ralph Lauren)」を経て、2000年からトム・フォード時代の「グッチ(GUCCI)」ではシニアデザイナーに就任。2005年に「プリングル・オブ・スコットランド(Pringle of Scotland)」のクリエイティブディレクターに就任し、このあたりからブランドのクリエイション全般を担うようになる。

2011年には「クロエ(Chloe)」のクリエイティブディレクターに抜擢されると、ブランドの躍進に貢献。2017年に「クロエ」を退任した同年には、「ジバンシィ(GIVENCHY)」のアーティスティックディレクターに就任し、この間にサセックス公爵夫人メーガン(メーガン妃)のウエディングドレス(2018年5月19日挙式)を手掛けたことで世界的に名が広まった。

2023年9月に開催した「ユニクロ:シー」のデザイナー就任会見には、クレア・ワイト・ケラーが来日して会場に姿を見せたが、柳井正・ファーストリテイリング会長兼社長も同席し、来場者を驚かせた。「当日の朝にひらめいたサプライズだ」と、柳井正氏は語っていたが、クレア・ワイト・ケラーへの期待の表れであることは言うまでもないだろう。

クレア・ワイト・ケラーも今回の就任に際して、「ユニクロとの仕事を始めてから2年が過ぎましたが、私はその革新性と卓越した製品を生み出す力に大きく感銘を受けてきました。ユニクロの人々と働いていると、このブランドと彼らが創造する未来に深く惹かれて行くのを感じます。LifeWearを進化させることに関われるのは、非常にエキサイティング、かつ名誉なことです」と語っており、今後のさらなる活動が期待される。

 

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