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コーセーが山中伸弥研究室と共同研究 「若返り研究」を推進

Oct 3, 2022.岩見光Tokyo,JP
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コーセーは、世界トップレベルの医学研究で知られるグラッドストーン研究所の上席研究員の山中伸弥博士が主宰する山中研究室へ研究員を1名派遣し、「若返り研究」を推進すると発表した。山中博士は、京都大学のiPS細胞(人工多能性幹細胞)研究所で名誉所長兼教授も務めており、2012年にはノーベル医学・生理学賞を受賞した。

研究員の派遣先であるグラッドストーン研究所は、米国カリフォルニア州サンフランシスコで1979年に設立された医学研究所。独立した非営利のライフサイエンスの研究機関で、先見性のある科学技術を駆使して、未だ治療法が確立されていない疾患の克服を目指している。山中博士は、2007年から同研究所で上席研究員として研究室を主宰している。また、iPS細胞は、山中博士を含む京都大学の教授らによって作成されたさまざまな組織や臓器の細胞に分化し、ほぼ無限に増殖する万能性を持った幹細胞のひとつ。病気の原因の解明や新薬の開発、細胞移植治療などの再生医療に活用できることが期待されている。

これまでコーセーは、「若返り研究」の一環として、同一人物から36〜67歳にわたり採取した皮膚線維芽細胞と、それらから作成したiPS細胞を解析・評価し、皮膚老化の研究に取り組んできた。今回、山中博士を率いる世界トップレベルの研究室に研究員を派遣することで、最先端の研究アプローチを習得し、コーセーの基礎研究力の向上に繋げる。また、「若返り研究」の知見を取り入れることで、業界に先駆けた新たな化粧品やサービスの開発を進めていく狙いだ。

山中博士は、「グラッドストーン研究所に日本企業のコーセーから研究者をお迎えすることを嬉しく思います。今後も、日米の研究交流に微力を尽くします」とコメントしている。

コーセーは、グラッドストーン研究所の山中研究室と共に、同一人物由来の加齢モデル細胞などを用いた研究を推進することにより、これまで解明されていなかった加齢変化の仕組みを発見・解析できることを期待している。加齢の新たなメカニズムを解明することで、老化に関する知見を増やし、消費者のニーズに応える化粧品やサービスを開発する予定だ。

 

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