「オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)」は4月26日、女性向けの新ライン「オータイガー(OTIGER)」を発表した。「オニツカタイガー」はファッションとスポーツ、そしてヘリテージとイノベーションを融合させたコンテンポラリーなコレクションを展開している。
1949年に設立されたブランドの前身である「オニツカ」は、バスケットボールシューズやランニングシューズの開発を行っていた。1964年に開催された東京オリンピックでは「オニツカタイガー」を代表するモデルである「ランスパーク(RUNSPARK)」が日本代表選手に着用され話題となった。1977年のスポーツブランド「アシックス(asics)」設立と同時に消滅していた「オニツカタイガー」であるが、ヨーロッパのファッション市場でクラシックなデザインが再評価され始めたことにより、2002年に海外ファッション市場向けのブランドとして復刻した。
今回発表されたウイメンズラインである「オータイガー」は、エフォートレスかつフェミニンなアイテムで新しいスタイルを提案するものだ。オーガニックコットン素材を使用し、袖口にはファスナーを加えるなどのケープ風なアレンジを施したトレンチコートや、高級感のあるストレッチ素材を使用し、スリットが裾に入ったレザーライクのパンツなど、エレガントかつ気取らない抜け感を演出するアイテムが展開される。また、2023年秋に「オータイガー」からシューズも発売される予定だ。
「オータイガー」は4月28日から、一部の「オニツカタイガー」直営店および「オニツカタイガー」公式オンラインストアで販売を開始する。