
韓国にある「デサント」の店舗
日本政府観光局が9月18日に発表した8月の訪日外国人が11カ月ぶりに減少した。昨年8月は257万人だったが、今年は2.2%減少して252万人だった。第1位の中国からの訪日者は86万人から100万人へ16.3%増加したが、第2位の韓国からの訪日者が59万人から30万人へ48.0%減少とほぼ半減。39万人から42万人へ6.5%増加した台湾が国別ランキングで第2位へ浮上した。日韓関係の政治的なこじれは韓国国内での不買運動の拡大を招いているが、訪日韓国人も大きく減少している。この他8月の減少国では中国への抗議が過激化する香港が上げられる。昨年の19万8127人から19万300人へ4.0%の減少。
日本政府は、訪日外国人を2019年内には4000万人、2020年には5000万人の目標を掲げている。昨年は3011万人だったが、今年1〜8月の累計で2214万人になっており、今年の4000万人到達にはここに来てかなり難しくなったという見方が出ている。
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