オンワードホールディングスは2019年10月7日、グローバル事業構造改革の概要を発表し、具体的な方針を示した。海外市場においては、まず韓国法人を清算し、韓国市場から撤退する。欧米では、「ジョゼフ(Joseph)」がアメリカ市場から撤退し、ヨーロッパの不採算店舗は規模を縮小する。2021年2月期を目処に国内外の20%にあたる約600店舗を閉鎖する。
ブランドに関しては、「オープニングセレモニー(Opening Ceremony)」と「フィールド ドリーム(Field Dream)」を来年2月までに閉鎖する。不採算ブランドは閉鎖し、デジタル、カスタマイズ、ライフスタイル等の成長領域への投資を強化し、百貨店依存のビジネスモデルからの脱却を目指す。
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