
コーセーホールディングスは2月11日、2025年12月期の通期連結決算を発表した。売上高は3301億9300万円(前年比2.3%増)、営業利益は184億6700万円(同6.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は151億1400万円(同101.2%増)と大幅増益となった。前期に中国本土で構造改革に伴う事業整理損を計上していた反動や、法人税負担の減少が利益を押し上げた。
主力の化粧品事業は、「コスメデコルテ(DECORTÉ)」が国内外で好調に推移し、「雪肌精」も海外で売上を伸ばした。さらに2024年にグループ入りしたタイの高級ブランド「パンピューリ(PAÑPURI)」が寄与し、売上高は2623億300万円(同2.7%増)、営業利益は157億6800万円(同11.4%増)となった。一方、日用品やヘアケアを中心とするコスメタリー事業は、売上高644億9300万円(同0.3%減)、営業利益62億5200万円(同10.4%減)だった。
地域別では、日本が2153億3300万円(同1.9%増)と堅調。「コスメデコルテ」は「AQ 毛穴美容液オイル」「ユース パワー エッセンス ローション」などの新製品が貢献し、「コスメデコルテ」とコーセーコスメポート事業の国内売上は過去最高を更新した。北米・その他地域は618億4800万円(同0.3%減)。「タルト(Tarte)」は円ベースでは減収となったものの、現地通貨ベースでは前年並みを維持した。日本を除くアジアは441億円(同8.6%増)と伸長。免税チャネルは出荷コントロールにより減収となったが、中国本土での大型ECセールや「パンピューリ」の新規連結が増収に寄与した。
2026年12月期は売上高3500億円(同6.0%増)、営業利益200億円(同8.3%増)を見込む一方、親会社株主に帰属する当期純利益は121億円(同19.9%減)を予想。また、上限30億円(発行済株式総数の1.14%、65万株)の自社株買いを実施する。2026年3月に創業80周年を迎えることから、2026年12月期の期末配当に1株当たり10円の記念配当を行う。














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