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Japan|なぜ表参道の名物店「ポール スチュアート」は移転するのか?

Jan 24, 2020.久米川一郎Tokyo, JP
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表参道の神宮前太田ビルと言えば、1,2階部分が石垣になっている「お城ビル」として有名なビルだ。両側の崖くずれに備えて石垣にしたようであるが、完成は1981年。完成と同時に三峰が1,2階に「ポール スチュアート(Paul Stuart)」のブティックをオープンし、アメリカン・トラッドの殿堂としてファンに愛されて来た。その後、同ブランドのライセンス生産を行っていた三陽商会がブティックを運営して来たが、その店を2月で閉店することになった。39年間、慣れ親しまれた場所からの移転にはそれなりの理由があるのだろうが、不可解ではある。

もともと、石垣からの入り口が狭く、入りずらいという声はたしかにあったが、39年経って今更そんな理由で移転するのだろうか。もうひとつ考えられるのは、賃貸契約を更新するにあたって、かなり法外な家賃を提示されたために、止むを得ず退店したということが考えられる。1月1日付けで就任した中山雅之新社長の意向が強く反映したということもあるかもしれない。2015年の「バーバリー(Burberry)」契約終了の傷跡をいまだに引きずっている三陽商会だが、今回の退店もそんな同社の苦境を表しているのかもしれない。

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