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三陽商会が22億円の最終赤字へ RMBキャピタルからの売却提案報道は否定

Feb 21, 2020.高村 学Tokyo, JP
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三陽商会は2月21日、2020年2月期(決算期変更に伴う14カ月の変則決算)の通期連結業績予想を下方修正した。売上高は680億円(修正はなし)、営業損益は27億円の赤字(修正前は18億円の赤字)、当期純損益は22億円の赤字(修正前は15億円の赤字)に下方修正した。4期連続最終赤字の計上になりそうだ。

三陽商会は同日、代表取締役兼副社長執行役員に元ゴールドウイン副社長の大江伸治氏(72)が5月末に就任する人事を発表した。大江氏は1971年に三井物産に入社した後、ゴールドウインに転じて専務、副社長などを歴任してきた。

また、シカゴに本社をおくRMBキャピタルが昨年12月、「三陽商会は戦略的パートナーへの身売りを検討すべき」という株主提案を三陽商会に対して行なっていたと米ブルームバーグが報じたが、「当該投資家との協議を行っている事実は無く、何も決定しておりません」と、これを否定した。

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