
紳士服チェーンを展開するタカキューは7月8日、2027年2月期の第1四半期決算を発表した。売上高は21億9500万円(前年同期比8.9%減)、営業利益は5600万円(同62.3%減)、四半期純利益は4500万円(同74.1%減)と、大幅な減収減益となった。
業績悪化の主な要因は、スーツやカットソーなど主力商品の苦戦に加え、EC事業の規模見直しによる売上減少だ。リアル店舗では、ニット素材のドレスシャツを中心とした商品が堅調に推移したものの、スーツやカットソーの不振を補えず、既存店売上高は前年同期比2.1%減。ECを含めた既存店売上高は同8.0%減となった。
EC事業では、収益性重視への転換を進めた。不採算サイトの休止やセール期間の見直し、滞留在庫の処分、販促値引きの抑制など構造改革を実施し、利益体質への改善を図った。だが、展開商品の縮小なども影響し、EC既存店売上高は前年同期比54.9%減となった。
一方で、利益改善に向けた構造改革も進めた。EC事業では業務委託費や決済手数料など約2000万円を削減したほか、賞与の見直しなどによる人件費や広告宣伝費の抑制を進め、販売費および一般管理費は前年同期比3.5%減となった。しかし、売上高の減少を補うには至らず、各利益段階で大幅な減益となった。
2027年2月期の通期業績予想は据え置き、売上高87億円(前期比0.4%増)、営業利益6000万円(同205.3%増)、当期純利益1億3000万円(同88.4%減)を見込んでいる。



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