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現場作業者の暑さ対策が義務化 猛暑を追い風にワークマンの最終利益が3割増 

NEWAug 4, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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撮影:セブツー

作業着やアウトドアウェアを展開するワークマンは8月4日、2026年3月期の第1四半期決算を発表した。売上高にあたる営業総収入は415億6000万円(前年同期比12.2%増)、営業利益は90億2400万円(同28.4%増)、純利益は58億1700万円(同29.0%増)と、いずれも大幅な増収増益を記録。猛暑対策ニーズと店舗拡大戦略が功を奏した。

2025年に改正された労働安全衛生法により、現場作業者の暑さ対策が事業者に義務付けられたことが追い風となり、熱中症対策ウェアの販売が好調だ。記録的な猛暑と相まって、既存店の売上も好調に推移している。

出店戦略も業績を後押しした。6月末時点での店舗数は1063店に到達。フランチャイズ店舗は1店増の975店、直営店舗は11店増の88店となり、全国1500店舗体制を目指した拡大路線が順調に進行中だ。フランチャイズ店の売上高は502億4500万円(前年同期比11.2%増)、直営店は67億200万円(同43.0%増)と、いずれも2桁成長を見せた。

通期では、営業総収入1471億円(前年比7.5%増)、営業利益260億円(同6.6%増)、当期純利益181億円(同7.2%増)を見込む。ワークマンはEXILEやMIYAVIなどを擁するLDH JAPANとのコラボプロジェクトを立ち上げ、その第1弾として共同で開発した新ブランド「ゼロステージ(ZERO-STAGE)」を立ち上げており、新たな顧客層の開拓を強化している。

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