アダストリアの2020年2月期の連結決算は64％増益　3月はEC好調も既存店売上高は24%減

アダストリアは4月3日、2020年2月期の連結決算を発表した。売上高は2223億円（前期比0.1%減）、営業利益は128 億円（同79.2%増）、当期純利益は63億円（同63.6%増）で、2年連続の増益となった。また、同日に発表した3月の既存店の売上高は前年同月比で24.2%減、全店で24.3%減となった。新型コロナウイルスの影響により、客数や購買意欲が低下したことが、落ち込みの原因となった。実店舗は外出自粛の中、売り上げの伸長を目指すのは厳しいと見られるが、ECは外出自粛を控えた層の利用により前年比10%増。ECやSNSを利用した販売戦略がこの市況を乗り越えるキーポイントになるか。