日本に本場のアフリカンファッションを届ける「アワトリ」ECサイトがオープン

日本とアフリカのクリエイティブ産業を繋ぐプラットフォーム「アワトリ（Awa'Tori）」は、８月28日に完全受注生産型のECサイトをオープンした。

「アワトリ」はアフリカにルーツを持つブッキー・アデジョビ（Bukky Adejobi）と清子・ウンバコ（Seiko Mbako）によって2019年に設立された。これまでに、ユナイテッドアローズと楽天が共同で設立した日本とアフリカのクリエイティブ産業を結ぶイベント「FACE A-J（Fashion and Culture Exchange, Africa Japan）」を通じて、日本とナイジェリアで五回のイベントを成功させてきた。

「アワトリ」のECサイトの特徴は、商品のムダをなくすため、全て受注生産方式をとっていることだ。現在は、ナイジェリアの伝統技術と現代のファッションを融合する「シェクード（SHEKUDO）」、アフリカの歴史や人々に伝わる知恵、現代のアフリカのアートや建築を落とし込んだ「ハメトプ（HAMETHOP）」、ガーナの工芸産業を取り入れながらタイムレスなデザインを追求する「カヤデゥア（KAYADUA）」の３つのブランドの商品を購入できる。

未だ日本では触れる機会の少ないアフリカンファッションだが、「アワトリ」の取り組みが両文化の架け橋になるか注目だ。