バルセロナ発祥のファッションブランド「デシグアル(Desigual)」は6月13日、ブランドロゴの変更を発表した。ブランドのロゴを“裏返す”ことになると共に、2020年までにバルセロナと各国の主要都市にある500店舗のロゴが切り替わっていく予定だ。
新ロゴの発表と共に、スペイン・バルセロナにある本社前では記念イベントが開催され、2020年春夏コレクション「エルラブ(el Love)」ではより現代的で多様性に満ちた、フレキシブルにコーディネートができるアイテムへの取り組みが本格化した。「コレクションの11%に持続可能な素材を使用しており、シーズンを重ねるごとに、この割合を増やし続けていくのが目標です」と)プロダクト・ディレクターのクララ・デルムンス(Clara Delmunsは述べた。スペインの経済新聞「MDS ザ・グローバル・ファッション・ビジネス・ジャーナル(MDS THE GLOBAL FASHION BUSINESS JOURNAL)」によると、同社のビジネスモデルは変革中で、2018年度上半期の売上高は323百万ユーロ(約394億円*)で終了し、2017年同期より14.5%減少した。
「デシグアル」は1984年にバルセロナで設立され、独創性に溢れた個性的なデザインが特徴で、現在3,700人以上の従業員を抱え、90以上の国に13の販売チャネル、500以上の店舗、レディース、 メンズ、キッズ、アクセサリー、シューズ、スポーツの6つの製品カテゴリを展開している。
*1ユーロ=122.02円換算(6月24日時点)