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Japan|後編:ロゴビジネスとダウンブーム

May 7, 2018.セブツー編集部Tokyo, JP
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スポーツ市場を大きく変えている要因としてダウンブームにも触れておきたい。もともとプロ仕様だった「Moncler(モンクレール)」や「Canada Goose(カナダグース)」がシティウェアとして一般市場に降りてきたことと、数年続く寒冬のお陰もあってダウン市場は急激に拡大している。スポーツブランドと言っていいのかは別として、「Moncler」は今や1500億円クラスのブランドになった。参考までにラグジュアリー・ブランドでは「BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)」に相当する規模である。特に日本市場ではサザビーリーグの「Canada Goose」が「Moncler」を追う存在となっている。さらにアスレジャーの領域では、日本ではゴールドウインが扱っている「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」がなぜか熱狂的なブームとなっている。

ストリートブームから一歩離れて見てみると、アスレジャーや健康ブームなど複数の要因はあるが、スポーツブランドがここまで拡大してきた最大の要因はロゴの魅力が非常に大きいのではないだろうか。ネットショッピングやレンタル、ヴィンテージなど購買における選択肢が10年前と比べて倍以上になってきている中で、選ぶことに疲れた消費者がロゴというわかりやすい価値に頼るという原始的なブランド戦略の回帰が起こっているようだ。ラグジュアリー・ブランドのロゴブームの代表格は「Balenciaga(バレンシアガ)」と「GUCCI(グッチ)」、そして「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」の復活が上げられる。ロゴビジネスがより鮮明に起こっているのはスポーツブランドでこの動きはしばらく続いていくだろう。

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