昆虫ブランドも手がける香川照之、御乱行の代償は1年10億円！？

俳優で歌舞伎役者の香川照之（56歳）が、銀座のクラブでホステスへの「性的行為」（2022年5月）があったと「デイリー新潮」で8月24日に報じられた。その翌日に香川の所属事務所のロータス・ルーツは公式サイトで「本人の至らなさで当該女性に不快な念を与えてしまったことは事実です」とコメントを発表。さらに8月26日には香川自身も出演する番組「THE TIME,」（TBS系）で「深く反省し自戒の念をきっちりと持って改めてまた日々を務めていきたいと思っております」などと話していたが、その後事態は急変し、この「THE TIME,」（金曜日のMC）から降板。トヨタ自動車、アリナミン製薬、東洋水産、セゾン自動車火災保険の4社のCMからも降板。さらにサントリー、KINCHOなどのCMからも降板すると見られている。

香川は「昆虫博士」と呼ばれるほど昆虫に詳しい。文部科学省「こどもの教育応援大使」も務める香川は自然教育アニメ「インセクトランド」をプロデュースしているが、ベイクルーズが運営するパンケーキショップ「J.S.PANCAKE CAFE」とのコラボも夏休み期間中に開催されたばかり。親子で楽しめる「アダムとミアのフラワースイーツパンケーキ」とお花・原っぱ・空をイメージしたカラフルなドリンク3個、計4個のコラボレーションメニューが限定店で販売されていた。

さらに香川はアランチヲネ社を立ち上げ、昆虫をモチーフにした「インセクトコレクション（Insect Collection）」でブランドビジネスも行っており、Tシャツやレギンス、キャップなどのアイテムが自社ECサイトやセレクトショップで販売されている。

NHKは9月2日、こうした事態を受けて、香川照之が原作・プロデュースのアニメ「インセクトランド」の5日以降の放送を中止し、香川本人が「カマキリ先生」に扮して出演する「香川照之の昆虫すごいぜ」シリーズの過去放送の動画を取り下げると発表している。

こうしたビジネスはトータルすれば年間で少なくとも10億円ほどになると見られるが、すべてなくなる見込みだ。なんとも高くついた御乱行だ。