2月4日、中国・北京にて2022年冬季オリンピックが幕を開けた。東京オリンピックの開催時と同様、競技での選手達の活躍だけでなく、各国の公式ユニフォームにも注目が集まっている。
東京オリンピックでは「アシックス(ASICS)」が日本代表選手の公式ユニフォームを担当し、フォーマルウェアは「アオキ(AOKI)」が手がけた。今回の北京オリンピックでは「デサント(DESCENTE)」が公式ウェアを担当した。「デサント」は2010年のバンクーバーオリンピックで初めて公式ユニフォームを手がけ、続く2014年のソチも担当している。今回の公式フォーマルウェアは、チームジャパンのエンブレムが入ったネイビーのジャケットにグレーのパンツ、赤いネクタイ。競技前に着用するウェアは防寒性と動きやすさを兼ね備えた赤いダウンやストレッチのジャケットだ。
アメリカ代表選手の開会式用の公式ユニフォームを手がけたのは、東京オリンピックに引き続き「ラルフ ローレン(Ralph Lauren)」。同ブランドは2008年からオリンピック公式ウェアを担当している。さらに、夏季オリンピックで注目を集めた、お騒がせセレブのキム・カーダシアン(Kim Kardashian)のインナーウェアブランド「スキムズ(SKIMS)」が再び公式のラウンジウェアやインナーウェアを担当。
イタリアはジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)がオフィシャルアウトフィッターを務め、開会式には「エンポリオ・アルマーニ(Emporio Armani)」のウェアを身に纏った選手たちが登場した。アルマーニは「イタリア人アスリート達と共に働くことは、私にとって大きな誇りであり、喜びである」とコメント。さらにカナダは「ルルレモン(lululemon)」、ドイツは「アディダス(Adidas)」、スウェーデンは「ユニクロ(Uniqlo)」、イギリスは「ベンシャーマン(Ben Sherman)」というように、今回も名だたるブランドが公式ウェアを担当している。