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Japan|伝説の写真家デニス・モリスにインタビュー 「アイヴァン」とのコラボについて語る

Jun 19, 2019.呉ステファニーTokyo, JP
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デニス・モリス(Dennis Morris)(Photo: Stephanie Wu)

日本発のアイウェアブランド「アイヴァン(EYEVAN)」と伝説の写真家、デニス・モリス(Dennis Morris)がコラボレーションし、6月24日にサングラスを全国発売する。

「NEW WAVE」をテーマにしたコラボサングラスは、「SPUTNIK」(全4色、4万3,200円+税)と「UPTOWN」(全6色、3万7,800円+税)の2モデルで、デニスが若い頃から使用していたこだわりのヴィンテージ系サングラスからインスピレーションを得たコレクションになっている。カメラレンズにはミラー加工を、テンプル芯にはネガフィルムのようなデザインが施され、カメラのディテールが反映されている。一眼レフカメラのケースをイメージしたオリジナルケースや、ヴィンテージフィルムのパッケージのようなボックスなど、細部にまでこだわっている。主に写真家としての活動が知られているが、様々なアイテムを通してアーティストとしての自分を表現しているデニスに、今回のコラボレーションについて尋ねてみた。

SVT:日本では「生きる伝説」と呼ばれています。日本との関係を教えていただけますか?

デニス・モリス(以下、デニス):私は常に自分をアーティストだと思っています。写真家は一般的にアーティストとはあまり思われていません。日本は、私の作品が芸術としてまだ知られていない頃から認めてくれていて、本当に嬉しく思っています。日本は魅力的なところで、年に2回は訪れます。その際に展示会を開催したり、コラボレーションのオファーについて話しを聞いたりします。

SVT:近年コラボレーションが増えていますが、アーティストにとってコラボレーションは自分をアピールするのに適した方法だと思いますか?

デニス:アーティストだからこそいろいろな可能性があります。例えば有名な画家のピカソも、ただ絵を描くだけじゃなく工芸品も作っていました。アーティストだからこそいろいろな扉が開かれます。それはアーティストだけではなく、みなさんにとっても同じです。

SVT:ボブ・マーリー(Bob Marley)やセックス・ピストルズ(Sex Pistols)など伝説のアーティストたちを撮影した作品が有名ですが、今後の作品についてはいかがでしょうか?

デニス:たまに、新たな作品を作ることを難しく感じることがあります。俳優が1つ有名な作品に出ただけで、毎回その作品と似たような役を期待されてしまうのと同じ感覚です。ボブ・マーリーやセックス・ピストルズとの作品のおかげでいろいろな扉を開くことができましたが、今はまた新たなことに挑戦したいと思っています。当時、アーティストとの作品のおかげで、レゲエ・パンク・フュージョンバンドの「ベースメントファイヴ(BASEMENT 5)」を結成し、2つのアルバムをリリースしました。音楽活動はロックスターになるためではなく、伝えたいメッセージがあったから楽しくやっていましたが、最近そのアルバムを再リリースしたことで、みんなから「もう一度音楽を続けてみないか?」との意見が多くありました。ですが、またやるかどうかははっきりとは言えないですね。昔の作品は昔のものにしておきたいという思いがあります。

SVT:今回の「アイヴァン」とのコラボレーションのきっかけは?

デニス:昔からアイウェアに興味を持っていました。よくヴィンテージストアで好きなフレームを買い、レンズを入れて使用しています。去年開催した私の個展のレセプションに「アイヴァン」のお二人が訪ねてきて、「デニスさんと一緒にアイウェアを作りたいです。興味はありますか?」と聞かれたことが今回のコラボレーションのきっかけです。私は「もちろん」とすぐに返事をしました。アイウェアについては特に何の知識も持っていませんでしたが、できると確信していました。例えば、「SPUTNIK」の丸いレンズはカメラのレンズをイメージし、「UPTOWN」は私が若いころによく着けていた形を再現してカラーも私の好みで選びました。

SVT:今後に向けて取り組んでいるプロジェクトはありますか?

デニス:現在取り組んでいることの1つで、私の人生に関する映画の脚本を書いているところです。監督は今探している最中ですが、とても時間がかかるプロジェクトだとわかってきました。取り掛かってからもう3年が経っています。それから、今年東京でレゲエをテーマにした大きな展示会を開きます。これまでのレゲエの文化を感じてもらえるようなインスタレーションを作りたいと思っています。

SVT: 最後に、注目しているアーティストはいますか?

デニス:そうですね。少し自慢話になりますが、私の娘が最近アーティストとして活動しています。「パール・デ・ルナ(Pearl de Luna、月の真珠の意味)」として活躍していて、ジャズとトリップ・ホップ (triphop)を融合した音楽をプロデュースしています。娘はモデルとしても活動していて、実は今回のキャンペーン写真のモデルも務めています。

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