
「フェラガモ(FERRAGAMO)」は4月22日、「アースデイ」に合わせてカプセルコレクション「Back to Earth」をローンチした。「アースデイ」とは、地球環境を考える日として1970年に提唱され、近年ではSDGs(持続可能な開発目標)の浸透にともなってより重視されている記念日だ。「フェラガモ」は、創業者のサルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)が1940年代から藁やコルク、ヘンプといったリサイクル素材や自然由来の素材を着目しており、「自然は、自由を与えられたとき、あらゆる傷を癒してくれる」という言葉を残している。
今回、発表された「Back to Earth」は、人と自然との調和に着想を得て、革新と伝統、美しさと機能を融合させたコレクションに仕上がっている。レディ・トゥ・ウェアにはコットンとシルクを使用し、アクセサリーにはベジタブルタンニングレザーを採用した。ファブリックには、大理石、天然の土の顔料、植物性炭などのミネラルパウダーを用いたイノベーティブな染色とプリントが施されている。使用されているコットンはすべてイタリア国内で調達し、プーリア州やシチリア州の農地で栽培された。コレクションには、ベジタブルタンニングレザーのアッパーと天然ゴムのソールを組み合わせたアイコニックなバレリーナのモデルも登場している。
さらに、「フェラガモ」は、ブランドのもっともアイコニックなプロダクトをサステナブルな視点で再構築するという新たなプロジェクト「フェラガモ・サーキュラリティ・ハッカソン(Ferragamo Circularity Hackathon)」で再解釈されたHugバッグもラインアップしている。
「フェラガモ」のチーフ・プロダクト・オフィサーのジェームズ・フェラガモ(James Ferragamo)は、「Back to Earthは、私たちが地球に捧げる初のカプセルコレクションです。人と自然との調和に着想を得て、革新と伝統、美しさと機能を融合させました。人々と、私たちを優しく包む地球の健やかさに寄り添う、より誠実なファッションの対話をリードしていきます」とコメントしている。
カプセルコレクション「Back to Earth」は、フェラガモ公式ウェブサイト及びフェラガモ銀座本店、フェラガモ伊勢丹新宿店、フェラガモ阪急うめだ本店で「アースデイ」の4月22日から展開中だ。