透明肌に「保スパ」あり！多部未華子が乾燥治療薬の新ブランド「ヒフニック」のミューズに就任

コーセーマルホファーマが、初のOTC（一般用医薬品）として本格的な乾燥肌治療ブランド「ヒフニック」を9月16日に発売した。ブランドの顔には俳優の多部未華子が起用され、新テレビCM「ヒフニック 25年冬 誕生篇」が9月26日から全国で放送される。さらに、人気のスキンケアブランド「カルテHD」の新CM「カルテHD 25年冬 うるおい離さない保水肌篇」も25日から順次オンエアを開始し、乾燥シーズンを前に大きな注目を集めている。

「ヒフニック」は、従来のスキンケアの枠を超え、「本気で乾燥肌を治す」ことを目的に開発された第2類医薬品だ。カサつき、ひび割れ、粉ふきといった深刻な乾燥トラブルの原因となる「角層ラメラ構造」の回復を促進し、肌のバリア機能を立て直す効果があるという。注目は、有効成分「ヘパリン類似物質」を国内最高濃度（※2025年5月時点）で配合している点だ。高い保水力と持続性を備えたこの効果を、同社は「保水パフォーマンス（保スパ）」と名付け、従来の保湿ケアを超える治療的アプローチを提案する。

新CM「ヒフニック 25年冬 誕生篇」では、淡いピンクの光に包まれた空間で白いブラウスを身にまとった多部未華子が凛と歩き、「これは、コーセーとマルホの結論です」と語りかける。長年の研究を背景にした自信と、ブランドの哲学を静かに体現する映像に仕上がっている。一方、「カルテHD」の新CMでは、リラックスした日常シーンの中で多部が登場。繰り返す乾燥に寄り添うブランドの存在感を「好きかも」という一言で表現し、長く続けられるスキンケアの大切さを訴えかけている。

9月25日には新CM発表会が開催され、多部未華子が登壇。撮影の裏話とともに、自身の乾燥肌との向き合い方についても言及した。「もともと乾燥肌なので、これからの季節は特にひどくなります。とにかく保水を大切にしていて、化粧水で水分を与えて乳液で蓋をする、というシンプルなケアを毎日欠かさず続けています」と語る。

また、CM出演が決まる前から「カルテHD」を愛用していたといい、なかでも「カルテHD モイスチュア クレンジング オイルジェル」については「神クレンジングと呼ぶくらい手放せないアイテム」と絶賛した。「健やかな肌のためには、心のコンディションも大切」とも話し、「大好きな友人とたくさんお喋りして、早めに寝ることが私のリフレッシュ法。肌も心もポジティブでいられるように、一緒に保スパ肌を目指しましょう」とメッセージを送った。

「ヒフニック」は、「乾燥肌あれ 治療ジュレ（50g）」と「乾燥肌あれ 治療クリーム（50g）」の2種をラインナップし、価格は各1,705円（税込）。全国の一部ドラッグストアなどで販売中だ。「治す」発想のスキンケアとして登場した「ヒフニック」は、冬の乾燥対策市場に新たな風を吹き込みそうだ。