米国のナイキ(NIKE)は8月22日、スポーツと創造的な遊びを推進することを目的に、デンマークのブロック玩具ブランド「レゴ」を展開するレゴグループ(LEGO GROUP)と複数年にわたるパートナーシップを締結したと発表した。世界中の子どもたちやその家族に向けて、共同でプロダクツやコンテンツの体験を提供していく。
子どもたちの発達には創造的で身体を動かす活動が不可欠であり、それが子どもたちの健全な成長を支えるもののひとつであるが、レゴグループが行った調査によると、世界の子どもたちの3人に1人は、遊びや運動の時間が週3時間に限られているという。さらに、WHO(世界保健機関)によると、健康に過ごすために必要な身体活動をしている子どもは5人中1人しかいないという。
ナイキとレゴグループは、こうした子どもたちの状況を鑑みて、両ブランドが協力することで多くの子どもたちにスポーツやクリエイティブな遊びを行うことができるさまざまな機会を提供していく。
今回のパートナーシップを記念して、ナイキとレゴグループのアイコニックなモチーフが登場するアニメーションも制作された。レゴグループの最初の製品であり、ナイキ発祥の地であるオレゴンの代名詞であるアヒル、さらにペガサスやオレンジ色のナイキの靴箱などが登場し、両ブランドのパートナーシップを象徴するとともに遊ぶことの楽しさを表現している。
ナイキとレゴグループの取り組むは、2025年から本格的に開始される。