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『ソトコト』元編集長・小黒一三さん死去 雑誌文化とローカルブームを切り開いた75年

NEWJun 3, 2026.セブツー編集部Tokyo, JP
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雑誌『ソトコト』元編集長の小黒一三さんが5月23日に死去した。75歳だった。小黒さんは1950年に東京都で生まれ、慶應義塾大学法学部を卒業後、平凡出版社(現マガジンハウス)に入社。雑誌『BRUTUS』をはじめ、『クロワッサン』『ガリバー』など数々の人気雑誌の編集に携わり、日本の雑誌文化を支えた編集者の一人として知られる。

1990年にマガジンハウスを退社した後、トド・プレスを設立。1998年には木楽舎を創業し、ライフスタイル誌『ソトコト』を創刊した。『ソトコト』は環境、地方創生、ローカルコミュニティ、サステナビリティといったテーマをいち早く取り上げ、「スローライフ」や「ロハス」といった価値観を広く社会に浸透させたメディアとして大きな存在感を示した。都市一極集中とは異なる暮らし方や働き方を提案し、多くの読者に影響を与えた。

小黒さんの訃報を受け、出版界からも追悼の声が相次いでいる。幻冬舎の見城徹氏は自身のブログで、「僕の青春は小黒一三無くしては語れない。切磋琢磨するライバルであり、親友だった。破天荒で繊細で見事な漢の生きざまだった」と追悼している。

『BRUTUS』『クロワッサン』などを通じて都市生活者の価値観をつくり上げ、『ソトコト』で新たな時代の暮らし方を提案した小黒さん。その功績は、日本の出版界だけでなく、地域づくりやライフスタイル文化の発展にも大きな足跡を残した。

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