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「ドンキ」の隠れキャラ「ピアゴ」がついに日の目?知る人ぞ知る「驚安スーパー」が覚醒する日【いづも巳之助の一株コラム】

NEWAug 23, 2025.いづも巳之助Tokyo, JP
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「ピアゴ」の公式キャラクターの「ピアタン」(公式Xより)。

話題に事欠かないドンドン♫ドンキの話をするよ。今回のパン・パシフィック・インターナショナルHDの通期決算発表で、2026年に16年連続の最高益を見込むと発表。加えて10月1日には1株→5株の分割を実施。最低投資額は約50万円台から約10万円へと一気に下がり、まさに「株まで驚安」だ!

▷通期決算で国内の売上は圧巻!
売上の8割を占める国内事業は、
・売上1兆8961億円(+7.5%)
・営業利益1580億円(+15.7%)
と安定。

食品セグメントが
・6137億円(+7.8%)
を稼ぎ、ドンキは今や「食品スーパー」じゃないかと。

更に免税売上は
・1742億円(+48.6%)
と過去最高。

円安を背景に、外国人観光客にとってカオスな売場?が楽しい「日本体験」になっている。「食品スーパー」と「観光リテール」の二刀流が冴え渡るドンキだ。

▷巳之助が注目、ドンキに隠し球!が.....
それは中京圏で約90店展開するユニー傘下のスーパー「ピアゴ」。元々は伊藤忠のものだが、2018年にPPIHがユニーを完全子会社化し、そこからドンキ流のMDと低価格戦略を注入した。現在は「食品特化型ドンキ」への転換が進む。目標は売上1.5倍、営業利益率6%だ。

巳之助のシミュレーションでは、1店あたり売上50億円規模→75億円で、+25億円増になる。90店舗全転換なら売上+2250億円、営業利益は、おーっと+405億円のポテンシャルだ。これはグループ営業利益の25%増に匹敵するインパクト。実はまだまだ成長株だな、PPIHさん。

▷株はいつ買うべきか?
三段階あるんじゃないかな?
・短期:10月の分割直後、買いやすい株価になるから一段高になり易い
・中期:よって11月に押し目が来る。利確売りの調整狙い
・長期:ピアゴ再編が数字に表れ、課題の北米黒字化が見えた時が“本命”だ

「隠し球=ピアゴ」を確信した巳之助。これから+2000億円級の伸びしろが潜む。隠し球を先に拾えるかどうかで、勝負がきまるハズ。

▶巳之助メーター 3ニョロ 今こそ
(1ニョロ=素通り 2ニョロ=監視 3ニョロ=今だ!)
タイミングは3回あるな。いくぞ!

■プロフィール:いづも巳之助
プライム上場企業元役員として、マーケ、デジタル事業、株式担当などを歴任。現在は、中小企業の営業部門取締役。15年前からムリをしない、のんびりとした分散投資を手がけ、保有株式30銘柄で、評価額約1億円。主に生活関連の流通株を得意とする。たまに神社仏閣への祈祷、占い、風水など神頼み!の方法で、保有株高騰を願うフツー感覚の個人投資家。

 

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