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「Rakuten Fashion Week TOKYO」2023秋冬が3月13日開幕 「タカヒロミヤシタザソロイスト」が「by R」に初出店

Feb 15, 2023.岩見光Tokyo,JP
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RFWT23AW タイポグラフィー©JFWO
楽天グループと一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は、3月13日から18日まで開催される「Rakuten Fashion Week TOKYO 2023 A/W」について記者会見を行った。ファッションウィークのさらなる発展のため新たなステージを目指すと発表した。
 
2020年春夏シーズンから東京ファッション・ウィークの冠スポンサーを楽天が務め、これにより東京ファッション・ウイークの名称は「Rakuten Fashion Week TOKYO」となった。2016年7月から2019年3月まではアマゾンジャパン合同会社が冠スポンサーを担当。
 
今年はパンデミックを経てウィズコロナ時代となっていく。そんな本シーズンのファッションウィークでは、「デジタルとフィジカルの融合」と「グローバルな発信力の強化」という過去2年で構築したニューフォーマットをベースに、さらなる発展のためこれまでに実現して良かった点や必要な点を見直し、新たなステージに向けて蛇を切る。
 
本シーズンのビジュアルコンセプトは「東京を纏う」。本コンセプトには、狭義のファッションに止まらず、東京の文化を代表する存在として、「今の東京」をアピールしたい、「東京そのものの磁力」を高めたいという思いを込め、東京の風景を洋服のパターンに見立てて表現している。モデルに源大を起用した。彼は、2021年9月にランウェイショーに初登場し、昨年6月にはミラノの「フェンディ(FENDI)」2023年春夏メンズ・コレクションで海外デビュー。その後も「JW アンダーソン(JW ANDERSON)」「ポール・スミス(PAUL SMITH)」「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」などに起用され、2023年春夏シーズンは国内外で15ブランドのショーを歩いた。また、キービジュアルに合わせて、「Fashion Week TOKYO」という名称自体を東京にある風景でデザインしたオリジナルタイポグラフィも開発。東京のシンボル「東京タワー」、東京を代表する歴史的建造物の1つ「中銀カプセルタワー」、東京の活気「歌舞伎町一番街のアーチ」を始め、信号機やマンホールなど、一文字一文字をすべて東京の風景で形作っている。
 
今回の2023年秋冬シーズンでは、楽天グループが日本のファッションブランドを支援するフプロジェクト「バイアール(by R)」で発表する2ブランドを含む、全58ブランド、フィジカル発表43ブランド、デジタル発表15ブランド(そのうち初参加17ブランド)、海外からの参加6ブランド(2月14日時点)の参加が決定。今季も渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズを主会場に、その他ブランド独自の会場等で開催予定。
 
「バイアール」では、3月13日に「チカ キサダ(Chika Kisada)」、3月17日には「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)」のファッションショーの開催を支援する。また両ブランドの「バイアール」への参加を記念して限定商品を「Rakuten Fashion」で販売する。本ファッションウィークの会期中に、 渋谷パルコ1階に、ポップアップストア「タカヒロミヤシタザソロイスト. by Rakuten Fashion 」を期間限定でオープンし 、「タカヒロミヤシタザソロイスト.」と国内外の9つのブランドやクリエイターとのコラボレーション商品の販売も予定している。
 
「タカヒロミヤシタザソロイスト.」を手掛ける宮下貴裕は2010年7月に初のコレクションとなるウィンターコレクションを展示会形式で発表した。ブランド名にある「ザソロイスト.(TheSoloist.)」とは、洋服に携わる各個人が「独奏家」として孤高の精神を持ち合わせて欲しいという宮下貴裕の願いであり、また再び洋服の世界へ戻ってきたという自分への不退転の決意の表れ。 デザイナー・宮下貴裕は、「楽天の皆様、関係者の皆様にご尽力頂き、この度、ランウェイショーを開催させて頂けることに心より感謝しています。『バイアール』というフィルターを通して、東京のファッション・ウィークが世界に通用するものになっていくことを願うと同時に、今回のショーがそのきっかけの一端を担うことができれば嬉しく思います」とコメントしている。
 
また、「FASHION PRIZE OF TOKYO 2023」受賞デザイナーの小泉智貴が手掛ける「TOMO KOIZUMI」や、「TOKYO FASHION AWARD 2023」の受賞デザイナーの8ブランドが同会場で凱旋イベントとしてコレクション発表を実施する。本ファッションウィーク2020年秋冬シーズンはコロナ感染症拡大の影響で中止となり、コロナ禍で実施された2021年春夏シーズンからはフィジカルショーの発表ブランドも増加し、コロナ禍前の状況に戻っている。さらに、JFWOが2023年春夏シーズンから発足した、グローバルにファッション業界で活躍が見込まれる新しい才能を育成・支援していくブランドサポートプログラム「JFW NEXT BRAND AWARD」で受賞歴のあるブランドがフィジカルショーやインスタレーションを実施する。その他、本シーズンも支援企画としてシーズン毎に行われるデジタル部門のアワード(4月初旬発表予定)の 選出はもちろん、先シーズン審査員賞を受賞したフリルを多様した「ヘンネ(HAENGNAE)」、古着の着物をリメークした「natsumi osawa」の展示会を会期期間中に渋谷ヒカリエで開催予定。

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