
「資生堂アートハウス」公式HPより
資生堂は、静岡県掛川市にある企業文化施設「資生堂アートハウス」を2026年6月末で閉館する。同館は建築家・谷口吉生と高宮真介が設計を手掛け、1978年11月に開館。地域に根ざした美術館として、これまでに100回を超える企画展を行ってきた。
外観の象徴となっている曲面ガラスの大窓は、外から見るとミラー状となり、通過する新幹線を美しく映し出す設計コンセプトが話題を呼んだ。建物自体が高い芸術性と文化的価値を持つとして、1979年度の日本建築学会賞を受賞している。
館内のミュージアムショップでは、「資生堂デザイン」をモチーフにしたトートバッグやあぶらとり紙、「資生堂パーラー」の花椿ビスケットやサブレなど、同社ゆかりのアイテムを販売。観光客や地元住民に親しまれてきた。










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