
リカバリーウェアブランド「テンシャル(TENTIAL)」を展開するTENTIALは11月6日、「ヘラルボニー(HERALBONY)」とのコラボレーションを発表した。ブランド初となるアーティストコラボで、「バクネ(BAKUNE)」のウェアを発売する。機能性に特化してきた同社が、機能とアートを融合させる新たな挑戦だ。
発表会は同日、東京・虎ノ門ヒルズの「テンシャル虎ノ門ヒルズ店」で開催され、TENTIALの代表取締役CEOの中西裕太郎氏と、ヘラルボニー共同代表の松田文登氏が登壇。会場にはコラボレーションモデルの展示や、採用された原画作品も並び、アートとリカバリーの新しい関係を象徴するような空間が広がった。
中西CEOは、「TENTIALはこれまで、機能を正しく伝えることを重視してきた。しかし、アートを身にまとうような表現にはこれまで踏み込めなかった。今回のコラボレーションで、より前向きなエネルギーを届けられることを嬉しく思います」とコメント。
今回登場するコラボレーションモデルには、「ヘラルボニー」に所属する2名の作家による作品が採用された。和田成亮氏の「ノースウェスト航空」と、笹山勝実氏の「無題」。それぞれの作品を総柄として大胆にプリントし、見る人の感情を動かすデザインへと昇華させている。「バクネ」シリーズとしては初めて、全面にプリントを施した仕様で、ブランドにとっても新たな試みとなる。
「バクネ」は、睡眠時の疲労回復をサポートするリカバリーウェアとして、TENTIALの中核を担うプロダクト。独自の遠赤外線テクノロジー「SELFLAME®(セルフレーム)」を採用し、着用するだけで血流促進や体温維持をサポートする機能性が特徴だ。スポーツ選手やビジネスパーソンを中心にユーザーが拡大している。
今回のコラボレーションウェアは、価格は3万9820円。「テンシャル」直営店および公式オンラインストアのほか、「ヘラルボニー」の公式ECサイトで販売を開始した。






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