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大阪万博でのNTTパビリオンのユニフォームはファン付き!空調服が新しい夏の装いを提案する

NEWJul 7, 2025.セブツー編集部Tokyo,JP
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「アンリアレイジ」公式インスタグラムより

2025年の夏は、過去最長の猛暑日が続く過酷な気候となっている。そんな中、ファッションとテクノロジーを融合させた「エアコン内蔵ウェア」が注目を集めている。これはファンや冷却装置を服に内蔵することで、着るだけで体温を調整できるという画期的なプロダクトだ。

もともとは建設現場や物流業界向けに開発されてきた空調服だが、ここにきてモード業界も本格的に参入している。例えば「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は、大阪万博のNTTパビリオンの制服をデザインし、ファン付きのユニフォームを展開した。「風をまとう服」がコンセプトのこのユニフォームは私たちがイメージする作業着とは全く異なる空調服の新たな可能性を示したと言える。空調服を取り入れているブランドは他にもある。「ミーンズワイル(meanswhile)」は、既存のアウトドアウェアに冷却機能を付加し、機能美と都市型スタイルを融合。さらに「ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)」は、テックガジェットとしての存在感を前面に押し出した空調ベストをランウェイで披露した。

これらのアイテムは、単なる“ガジェット付き作業着”とは一線を隠し、高いデザイン性を有したアイテムとなっている。作業着であったことを感じさせない洗練されたスタイルは、アウトドアやストリートにも自然と溶け込む。年々猛暑が厳しくなる昨今、「涼しくあること」は新たなファッション価値として浸透している。空調服がこの先さらに普及し、夏になると街でよく見かける服装となる未来がいつかやってくるのだろうか。

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