主役争いは、この3社だ。
①TENTIAL
「BAKUNE」シリーズで、本年1月期の売上は128億円、前年から(+100%)の成長。しかも営業利益率は約20%と、アパレル営業利益率5%を大きく上回る。
②MTG
7月に汎用「ReD」、8月に高級「リファ バイタルウェア」と、二刀流で市場に攻め込んでいる。
③ワークマン
こちらは「シャツ1900円」という圧倒的低価格で大衆層へ普及を狙う。
「高級特化」のTENTIAL、「高級+汎用」の二刀流のMTG、「大衆価格」で普及のワークマンとポジションを明確にしている。但し、利用者が本当に効果絶大!と実感するなら、富裕層やギフト需要のある「高級特化」のTENTIALが勝つと予想。なぜなら人は健康と睡眠に関しては、金に糸目をつけないからだ。
▷ところで、アパレルの皆さんはなぜ作れないの?
次々に参入しそうだが、できない理由がある。理由は、リカバリーウェアには「薬機法対応」や「特殊素材開発」の知識が必須だから。デザインやトレンド中心のアパレル各社には、この分野のノウハウが乏しい。結局「様子見」しかできないんだな。
▷ 売上の良し悪しで、株価が極端に動くのはTENTIALだけ!
ここが最大のポイント。リカバリーウェアはMTGやワークマンにとって、あくまで「事業ポートフォリオの一部」。例えばMTGやワークマンのウェアがヒットしても、全体売上の数%にしかならない。決算全体を左右しないよね。
一方、TENTIALは違う。売上のほぼ全てがリカバリーウェア。市場を拡大し、シェアを伸ばせば、もろに決算数字が跳ね上がる。だからTENTIALの株に魅力があるんだ。
▷TENTIAL株価暴騰3つのシグナル
仮にリカバリーウェアで勝者となれば、
・シグナル①
「BAKUNE累計300万枚突破」
現状100万枚だが、300万枚に達すれば単価2万円換算で累計売上600億円。利益は約120億円。時価総額は、現在の倍の2500億円前後になるから、株価にして1万円台に。こりゃ凄い。
シグナル②
「一般医療機器認証モデルの拡大」
「家庭用遠赤外線血行促進用衣」カテゴリーにTENTIALが複数ラインを登録できれば、公式に「血行促進・疲労回復」をうたえる。信頼性UPで、百貨店や医療機関での販路拡大だ。売上+30〜40%は上乗せ可能で、売上は600億円 → 800億円台に飛ぶぞ。
シグナル③
「海外市場への本格展開」
既に北米向けのテスト販売を開始。成功すれば、仮に日本売上の30〜40%が海外売上とすると、更に+200〜300億円規模の増収だな。
ここまで揃えば、資金流入も本格化。株価1万5000円以上も夢じゃない。リカバーするのは身体だけじゃなくて、株価もお願いだよ!
▷巳之助メーター 3ニョロ 今こそ
(1ニョロ=素通り 2ニョロ=監視 3ニョロ=今だ!)
株価5,000円台前半での押し目買いは妙味あり。上記シグナル①の到達だけでも、よく眠れそうな株価になるよ。
■プロフィール:いづも巳之助
プライム上場企業元役員として、マーケ、デジタル事業、株式担当などを歴任。現在は、中小企業の営業部門取締役。15年前からムリをしない、のんびりとした分散投資を手がけ、保有株式30銘柄で、評価額約1億円。主に生活関連の流通株を得意とする。たまに神社仏閣への祈祷、占い、風水など神頼み!の方法で、保有株高騰を願うフツー感覚の個人投資家。