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カルバン・クラインがコレクション事業から撤退 ミラノオフィスも閉鎖へ

Mar 7, 2019.久米川一郎Tokyo, JP
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「カルバン・クライン」HPよりニューヨークの旗艦店

米国を代表するファッションブランド「カルバン・クライン(Calvin Klein)」が、ウィメンズおよびメンズのコレクション事業からの撤退を正式に発表した。併せて、クリエイティブ拠点の一つであるミラノのオフィスも閉鎖される。

同ブランドは、チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めていたラフ・シモンズ(Raf Simons)が昨年末に退任して以降、後任体制が決まらないまま沈黙を続けていたが、今回の発表により、ハイファッション領域からの事実上の撤退が明確となった。

世界全体での売上は約8800億円にのぼるとされる同ブランドだが、コレクション事業はビジネスの中核ではなくなりつつあった。

コレクション事業からの撤退という決断は、かつての「ダナ キャラン ニューヨーク(Donna Karan New York)」の事例を思い起こさせる。同ブランドも2015年、創業者ダナ・キャランの退任とともに同ラインの展開を休止。親会社であるLVMHはその後、ブランドをG-IIIアパレルグループへと売却した。

今回の「カルバン・クライン」の撤退を受け、業界内では「ブランドの再定義」が今後加速する可能性があるとの見方も出ている。なお、G-IIIアパレルグループは「カルバン・クライン」や「カルバン・クライン パフォーマンス(Calvin Klein Performance)」などのハンドバッグを手がけるライセンシーでもあり、今後の展開が注目される。

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