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US|米百貨店「シアーズ」が破産申請、米国内の142店舗を閉鎖

Oct 24, 2018.呉ステファニーUSA
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米小売大手のSears Holdings(シアーズ・ホールディングス)は、10月15日に米連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、老舗百貨店「Sears(シアーズ)」と大衆向け百貨店「Kmart(Kマート)」の合わせて142店舗を年末までに閉鎖すると発表した。

Sears Holdingsの会長であるEddie Lampert(エディ・ランパート)は、2004年に「Kmart」の株式50%と「Sears」の筆頭株主として15%の株式を保有していた。その後「Kmart」は「Sears」を買収し、2013年にSears Holdingsとなった。ランパート氏が会長として就任した「Kmart」は、買収時にすでに業績が悪化しており同氏の経営判断能力に対する疑問の声も多かったが、一方でヘッジファンドのESL Investments社を通じて数十億ドルの融資を受けて「Sears」を救済した。しかし、2007年に米国内の店舗数が3,418あった「Sears」と「Kmart」は、2018年8月現在で866店を残すのみだ。 2007年には300億ドル(約3兆3600億円)あった時価総額は、2018年10月17日には6900万ドル(約77億2800万円)にまで下落し、2017年の売上高は167億ドル(約1兆8,704億円)で、2007年の507億ドル(5兆6,784億円)から大幅に減少し、2010年以降は赤字が続いていた。

今やネット通販が当たり前となり、「Sears」でさえも革新的な成長を続ける「Amazon(アマゾン)」からの影響を受けずにはいられなかった。こうしたEC企業に対抗できるほどの自己変革もできない間に、閉店セールを余儀なくされてしまった。
*1ドル=112.51円換算(10月24日)

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