米国のギャップ(Gap)は7月26日、次期CEOにリチャード・ディクソン(Richard Dickson)を任命したと発表した。8月22日に就任する。ギャップは、「オールド・ネイビー(Old Navy)」や「ギャップ(Gap)」「バナナ・リパブリック(Banana Republic)」「アレスタ(Athleta)」を展開しており、リチャード・ディクソンのリーダーシップのもと、これらのブランドの将来の可能性を再定義していく。
新CEOに就任するリチャード・ディクソンは、ジョーンズ・グループ(Jones Group)のブランドビジネス部門の社長兼CEOを務めたのち、マテル(Mattel)のCEOに就任、着せ替え人形の「バービー(Barbie)」事業などを手掛けた。
今回の就任に際して、リチャード・ディクソンは「ギャップ社は象徴的なブランドのポートフォリオであり、大胆な発想でアメリカンスタイルを定義し、高品質のファッションを何百万人もの人が利用できるようにしたことで知られています。しかし、私を最も興奮させているのはこれからの仕事、つまり手を取り合って働くチャンスです」と語っている。