
阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー リテイリング(以下、H2O)は10月31日、2026年3月期の中間期決算を発表した。売上高は3330億2400万円(前年同期比0.5%増)と微増にとどまり、営業利益は118億5500万円(同21.0%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は69億900万円(同74.5%減)と大幅な減益となった。
主力の百貨店事業は、インバウンド需要の反動減と店舗改装による一時的な売場閉鎖の影響を受け、売上高は867億円(前年同期比5.8%減)、営業利益は82億円(同34.7%減)と減収減益。阪急うめだ本店、神戸阪急、博多阪急、阪急メンズ東京は、総額売上高が前年同期を下回った。
またH2Oは同日、2026年3月期の通期業績予想の修正を発表。売上高は6890億円(従来予想6900億円、前期比1.1%増)とわずかに引き下げ、親会社株主に帰属する当期純利益は240億円(従来予想180億円、同31.1%減)に修正。営業利益の見通しは変更せず、300億円(同13.9%減)を据え置いた。









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