
「ロコンド(LOCONDO)」などを運営するジェイドグループは1月14日、2026年2月期の第3四半期決算を発表した。売上高は133億3300万円(前年同期比6.4%減)となった一方、営業利益は14億7600万円(同43.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億3600万円(同187.2%増)と、利益面では大幅な伸びを示した。
売上高が減少する中でも利益が拡大した背景には、M&A後の統合効果が着実に表れていることがある。マガシーク統合に伴うコスト削減プロジェクトが順調に進捗し、収益構造の見直しが進んだことで、財務体質の再構築が進んだ。
加えて、2025年に実施した生活実用情報誌「サンキュ!(ARIGATO)」の統合プロセスを約半年で完了。さらに、2025年12月にM&Aを行った、シューズ小売「ゼットクラフト(Z-CRAFT)」やキャンプ用品ブランド「ピースパーク(PEACE PARK)」などを展開するロイヤルの統合効果も早期に顕在化しつつある。これらの施策が利益成長を押し上げた。
同日、ジェイドグループは2026年2月期の通期業績予想の修正も発表。営業利益は従来予想の15億円から20億円(前期比30.3%増)へと引き上げた。第3四半期までの進捗と統合効果の発現を踏まえると、計画を上回る可能性が高いとしている。
一方で、売上高は取扱高に占める買取在庫の割合によって大きく変動するほか、当期純利益もマガシーク統合に伴う資産償却の進捗や会計監査の影響を受けやすい。このため、事業環境の不確実性を考慮し、同社は通期見通しとして取扱高と営業利益のみを公表している。
ジェイドグループの足元の決算は、規模拡大よりも統合と効率化を優先する経営判断が、利益という形で結実し始めていることを示している。







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