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『ダ・ヴィンチ』10万部発行でも休刊へ 最終利益82%減のKADOKAWA、資本効率重視鮮明に

NEWMay 26, 2026.セブツー編集部Tokyo, JP
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KADOKAWAは5月26日、書籍情報誌『ダ・ヴィンチ』を2026年11月号(10月6日発売)をもって休刊すると発表した。なお、ウェブメディア『ダ・ヴィンチWeb』は継続する。『ダ・ヴィンチ』は1994年にリクルートから創刊。本や作家、マンガ、映画などカルチャー全般を横断する編集スタイルで支持を集め、「本好きのための雑誌」として独自のポジションを築いてきた。その後、メディアファクトリーへの移管を経て、2013年以降はKADOKAWAが刊行を続けていた。

なお、KADOKAWAの公式資料では、『ダ・ヴィンチ』の月刊発行部数は10万部としている。ただ、近年の出版業界では、発行部数と実際の販売部数に差が生じるケースも少なくない。『ダ・ヴィンチ』も一定の存在感を維持していた一方で、紙媒体を取り巻く環境は年々厳しさを増している。出版業界全体では紙媒体の縮小が加速しており、雑誌市場の長期低迷に加え、スマートフォンやSNS、動画メディアへのユーザー流出も進んでいる。

KADOKAWAが5月14日に発表した2026年3月期の通期連結決算は、売上高こそ前年比1.8%増の2829億800万円と増収だったものの、営業利益は同51.3%減の81億200万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同82.7%減の12億7800万円と大幅減益だった。こうした状況を受け、KADOKAWAは出版・IP創出事業において、不採算事業の縮小や撤退を進める方針を打ち出している。グローバルでの作品展開や映像化、アニメ化などIPビジネスへ軸足を移す中、紙雑誌の整理統合も加速している。

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