Spain｜「マンゴ」がデジタルリーダーを目指し、バルセロナでイノベーションセンターを設立

スペイン発のファストファッション・ブランド「Mango（マンゴ）」は、2019年始めにバルセロナ22＠区にデジタル・イノベーションセンターを設立する。オフィスの面積は800〜1000㎡になるという。このセンターでは、オンラインビジネスの目標達成のための研究開発や、オムニチャネル販売のプロジェクト立案といった業務が中心になる予定。現在本社に勤務するチームの一部をこのロケーションに移転させ、2年以内に100人規模のオフィスにする。「Mango」は積極的にIT開発者や、エンジニア、デジタルパフォーマンスマーケティングのプロを募集している段階だ。

「Mango」ブランドは現在83の国と地域でオンライン販売を行っており、その売上高が総売上高の15.5％を占めている。オンラインストアの2017年の売上高は、15.4％増の3億9,920万ユーロ（約511億円*）になった。同社は、2019年にオンライン販売の売上高を総売上高の20％に成長させることを目標にしている。ファッション業界のデジタルリーダーと、業界の変革者的存在を目指している。

*1ユーロ＝128.10円換算（11月13日時点）