
ナイガイは3月13日、2026年1月期の通期連結決算を発表した。売上高は133億5600万円(前年比1.5%増)と増収だったものの、営業利益は1億3600万円の赤字(前年は5700万円の営業黒字)に転落。親会社株主に帰属する当期純利益は5000万円(前年比49.9%減)となった。売上はわずかに伸びたものの、主力の卸売事業で収益が悪化したことが全体の利益を押し下げた。
主力の卸売事業の売上高は108億3900万円(前年比0.8%減)、営業利益は2億2400万円の赤字(前年は3100万円の営業黒字)となった。タビオ向けの卸販売や海外輸出は順調に拡大したものの、百貨店販路の売上が減少。百貨店への卸売は売上高構成比で25.2%を占めているが、前年から18.7%減となる33億7200万円と2桁の減収となり、卸売事業は苦戦した。
一方、小売事業は好調に推移した。売上高は25億1700万円(前年比12.5%増)、営業利益は8700万円(同235.6%増)と大幅な増益を達成した。同社は不採算店舗の整理を進めるとともに、売場プロデュース型モデルの確立と収益力向上を重視した出店戦略へ転換。収益性を重視した新規出店を進めた結果、期末の店舗数は7店舗体制に拡大した。また、レッグウェアEC事業も拡大しており、Amazonで販売を開始した「ポロ・ラルフローレン(Polo Ralph Lauren)」の靴下が好調に推移している。
2027年1月期の通期業績予想は、売上高155億円(前年比16.0%増)、営業利益5000万円(前年は1億3600万円の営業赤字)と黒字転換を見込む。親会社株主に帰属する当期純利益は7000万円(前年比38.3%増)を予想している。卸売の立て直しと小売・EC事業の拡大を軸に、収益回復を目指す方針だ。








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