
「チャオパニック(CIAOPANIC)」「ディスコート(DISCOAT)」などを展開するパルグループホールディングス(以下、パルグループHD)は7月7日、2027年2月期の第1四半期決算を発表した。売上高は613億5400万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は79億5300万円(同1.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は54億1400万円(同3.4%増)と増収増益だった。売上高は第1四半期として5年連続で過去最高を更新し、営業利益も過去最高を記録した。
主力の衣料事業は、売上高が383億2400万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は60億7900万円(同6.4%増)と堅調に推移した。SNSマーケティングやECで蓄積した購買データを活用し、トレンドを素早く商品企画へ反映するMD(マーチャンダイジング)サイクルを強化。新商品の店頭展開期間を約4週間に設定することで鮮度の高い売場づくりを進めた。
デジタル戦略も成長を後押しした。5月末時点で社員インフルエンサーのSNS総フォロワー数は2650万人を突破し、自社ECプラットフォーム「パルクローゼット(PAL CLOSET)」のアプリ会員数は前年同期末から200万人以上増加し、1407万人まで拡大。オンラインと店舗を融合した顧客基盤の強化が進んでいる。
一方、「スリーコインズ(3COINS)」を中心とする雑貨事業は、売上高229億8900万円(前年同期比2.6%増)と増収を確保したものの、営業利益は18億6800万円(同12.6%減)と減益だった。発注数量を抑制したことで販売機会ロスが発生し、既存店売上高が想定を下回ったほか、人件費の増加も利益を圧迫した。
パルグループHDは2027年2月期通期について、売上高2530億円(前年比7.8%増)、営業利益294億円(同8.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益190億円(同7.3%増)を見込んでいる。








![[[name]]](/assets/img/common/sp.png)