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セイコーとシチズンの株価が10%超えと日本勢急騰 リシュモン、スウォッチの欧州勢は下落

NEWFeb 13, 2026.高村 学Tokyo, JP
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セイコーグループとシチズン時計の株価が2月13日、急騰している。主力ブランドの好調を背景に通期業績予想を相次いで上方修正したことが材料視され、時計株に買いが集まっている。

セイコーグループは12日に前日比1,500円高(17.52%高)の1万60円で取引を終え、年初来高値を更新。13日も上昇基調が続き、取引開始直後に前日比1,800円高まで買われ、一時18%超えとなった。10日に発表した今期3度目の通期業績予想の上方修正に加え、増配と株式分割を同時に打ち出したことが投資家心理を強く刺激した。

2025年3月期の通期業績予想は、売上高を3180億円から3280億円(前年比7.6%増)へ引き上げ。営業利益は245億円から290億円(同36.5%増)、純利益は160億円から200億円(同50.2%増)へと大幅増益を見込む。高級ライン「グランドセイコー(Grand Seiko)」が国内外で伸長し、円安効果やインバウンド需要の回復も追い風となった。年間配当は150円へ増額し、3月末を基準日とする株式分割も発表。業績拡大と株主還元強化の両面が評価されているようだ。

シチズン時計も12日に通期業績予想を上方修正。シチズン時計は今期2度目の上方修正となり、売上高を3270億円から3375億円へ引き上げ、営業利益は245億円から270億円へ増額、純利益も220億円から240億円へと積み増した。これを受け、株価は13日に一時1,700円まで上昇し、上昇率は14%を超えた。

一方、欧米を中心としたファッション&ビューティ関連33銘柄で構成する「SVT グローバル」によると、2月12日の欧米の時計市場では株価が軟調な動きも見られる。「ウォッチ&ジュエリー」カテゴリーではリシュモンが0.03%安、スウォッチグループは1.38%安と下落。日本の時計大手が急騰するなか、海外勢とは対照的な値動きとなり、明暗が分かれる展開となっている。

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