
セイコーウオッチは6月17日、米国メジャーリーグのドジャースの大谷翔平選手が出演する「キングセイコー(KING SEIKO)」の新CMを公開、さらに「ここからが本番」と意気込みを新たにする秘蔵インタビューも公開した。ちょうどこの日、サンディエゴ・パドレス戦で大谷翔平選手は2シーズンぶりに打者・投手の二刀流として復活を果たした。「キングセイコー」は1961年に誕生したもののその後は販売を一時休止、大谷翔平選手と同様に2022年に約50年ぶりに復刻を果たした時計ブランドだ。
この日、大谷翔平選手は1番・投手として先発し、1回表に28球を投球。スプリット、スライダー、シンカーといった球種を投げ、さらに球速は161kmを計測するなど、リハビリを兼ねた登板とはいえ、見事な復活となった。1回裏にはベンチには戻らず、そのままグラウンドに残り、1番打者としてバッターボックスに立った。初回に1点を取られたものの、二刀流を楽しむ大谷翔平選手を見ることができ、球場に詰めかねたファンは歓喜した。
「キングセイコー」のインタビュー動画に出演した大谷翔平選手は、「意志のある時」について聞かれ、「強い意志がある時を刻んでいる時は、僕にとってはグラウンドの中」と答えており、今日のグラウンドでもまさにその思いを体現した。さらに、「未来にイメージを持って、どこでどうなりたいかが僕の楽しみでもあるので、未来の景色が一番、自分にとって大事だなと思っています」と話している。
セイコーウオッチは7月11日に「キングセイコー」の新たなコレクションを発売する。「キングセイコー」の誕生の地である東京に広がる壮大な地平線をデザインコンセプトにしたという。