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粧美堂の株価が17%急騰でストップ高 しなこや「忍者めし」とのコラボも追い風で「SVT インデックス」上昇率トップに

NEWFeb 14, 2026.セブツー編集部Tokyo, JP
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インフルエンサーのしなこ

粧美堂の株価が2月13日、前日比17.94%上昇しストップ高となった。前日から150円高の986円で取引を終え、年初来高値を更新。好感されたのは同日に発表した2026年9月期の第1四半期決算だ。

最終利益は前年同期比74.4%増の3億7200万円と大幅増益。売上高は59億2800万円(同11.5%増)、営業利益は6億8300万円(同96.5%増)と、売上の伸び以上に利益が拡大し、収益性の改善が鮮明となった。利益率の高い商品の構成比上昇や高付加価値商品の販売増が寄与したとみられる。

日本国内のファッション&ビューティ関連企業97銘柄で構成する「SVT インデックス」でも、粧美堂の上昇率はこの日トップとなった。前日比14.23%上昇のシチズン時計、8.49%上昇のアシックスを上回り、存在を示した。個別材料株として投資資金が集中した格好だ。

主力の化粧品事業も堅調に推移している。化粧品のOEMや輸入代行を手がけるピコモンテ・ジャパンがグループ入りした効果もあり、同事業の売上高は前年同期比23.6%増の26億2478万円に拡大した。製造から企画、販売までの体制強化が進み、事業基盤の厚みが増している。

商品戦略では、インフルエンサーのしなことのコラボアイテムを展開したほか、「mofusand」や『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』とのペットハウス、味覚糖の人気グミ「忍者めし」をモチーフにしたリップクリームなど、IPやキャラクターを活用した商品を相次いで投入。SNS発の話題性と店頭展開を連動させる戦略が奏功している。

通期業績予想は据え置き、2026年9月期は売上高230億円(前年比4.0%増)、営業利益16億円(同8.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益9億3000万円(同4.9%減)を見込む。第1四半期は想定を上回る滑り出しとなっただけに、今後の業績進捗と上方修正の有無が注目されそうだ。

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