コンデナスト・ジャパンは1月6日、昨年一杯で退任した「VOGUE JAPAN」の渡辺三津子編集長に代わり、ティファニー・ゴドイ(Tiffany Godoy)がヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントに就任したと発表した。「VOGUE GIRL」のヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントも兼任する。ティファニー・ゴドイは日本を拠点に、「VOGUE」のグローバル・エディトリアル・ディレクター兼コンデナストのチーフ・コンテンツ・オフィサーのアナ・ウィンター(Anna Wintour)らと、「VOGUE JAPAN」の編集コンテンツを作っていく。アナ・ウィンターは、「ティファニーはプリント、デジタル、オーディオ、動画と、ジャンルを横断する編集経験を持っています。さらに、日本のファッションとカルチャーへの深い理解とパッションがある彼女は、このポジションに適任なのです」とコメントしている。
ティファニー・ゴドイは、1997年に17歳で初めて来日し、「composite」や「STUDIO VOICE」といったカルチャー誌にコントリビューターとして関わった後、アートディレクターの米津智之と一緒にクリエイティブユニット「Erothika(エロティカ)」を立ち上げる。その後はジャーナリスト、エディター、コンサルタントとして国内外で活動してきた。ヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントの就任に際してティファニー・ゴドイは、「日本のコンテンツ・リードとして『VOGUE』の歴史に貢献できることを、 とても誇りに思います。日本と『VOGUE』は、私のクリエイティブとキャリアにとって重要な柱です。日本独自の美意識とカルチャーのフィルターを通して、新しいメディアの可能性、アイデンティティ、革新性を交差させる機会を得たことに、とても興奮しています」とコメントしている。