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どうなる?2019年の株価

Jan 15, 2019.久米川一郎Tokyo, JP
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2019年の干支は亥(いのしし)である。相場格言で亥年は「固まる」年で、次の子(ね)年に向けて力を貯える年と言われる。四字熟語「猪突猛進」のイメージとはちょっと違う。2018年の日経平均株価の高値は2万4270円(10月2日)で最安値は1万9155円(12月25日)だった。12月25日はクリスマス・ショックと言われる大暴落があった日だ。米中の貿易戦争、米国金利の上昇などがその原因だと言われるが、実際のところ原因不明と言っていい。すでに日経平均株価は、日経平均株価採用の225銘柄の利益水準から見ると、ちょっと上がりすぎた水準であることは確かで、クリスマス・ショックはいい調整になったという楽観論もあるが、もう2012年12月の第2次安倍政権誕生以来、実に6年に渡って上昇相場が続いているため、上昇相場は終わったという見方もある。いずれにしても日経平均株価はニューヨーク・ダウ平均株価に連動して2万円の攻防戦が続きそうではある。

ついでに2019年の主なスケジュールを紹介しておくと、4月1日新年号発表、5月1日改元、5月10連休、7月参院選、10月1日消費税10%開始といったところである。さらにスポーツ関連だが、9月20日から11日2日までラグビーW杯2019日本大会がある。このスケジュールでマイナス要因は消費税10%だけだが、勝手な私の予想だが日経平均株価は1万7000円〜2万1000円のレンジで推移すると見る。もう一段の下値がありそうだ。

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