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Japan|ワールドが9月28日に再上場

Aug 28, 2018.セブツー編集部Tokyo, JP
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大手アパレルメーカーのワールドが東京証券取引所に再上場する。同社は、2005年に寺井秀藏(てらい ひでぞう)・現代表取締役会長ら経営陣による買収(MBO)によって、上場を廃止しており、13年ぶりの再上場になる。上場予定日は9月28日、公募株数は国内外で1485万株、公募価格決定は9月18日の予定だ。なお、購入単位は100株だ。また上場する市場は現時点では未定だが、上場廃止時と同じ東証一部になりそうだ。主幹事証券会社は野村證券。

同社は、7月12日に株式5株を1株にする株式併合を行っており、それをもとにすると2018年3月期の1株当たりの当期純利益は373円76銭。日本の上場株式は1株当たりの当期純利益の平均で10〜15倍程度が株価になっている。それを勘案するとワールドの場合は、3730円から5606円が妥当株価の水準になるが、公募価格はどれくらいになるか注目される。アパレル関連株の最近の上場例としては、昨年12月に東証一部に上場したマルオカコーポレーション(「UNIQLO(ユニクロ)」のOEM企業)がある。また再上場であるがベビー・子供服企画販売のナルミヤ・インターナショナルが9月6日に東証二部に再上場する。アパレル不況と言われているわりには、「UNIQLO」関連OEM企業と再上場2社ではあるが、決して少なくはない上場数だとは言えそうだ。

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