I-ne(アイエヌイー)が展開するボタニカルブランド「ボタニスト(BOTANIST)は、2019年春から順次展開していた韓国国内の一部免税店に加え、新たにドラッグストアチェーンやプレミアムコスメティックストア、 現代百貨店など約200店舗にて取扱を開始した。今後も韓国市場を強化していく予定。
「ボタニスト」は現在、日本からアジア全土に販路を広げている。 韓国での販売に先駆け、中国の大手ECモール「Tモール(Tmall)」内で2017年よりストアをオープンし、堅調に売上を伸ばしてきた。また現在、香港や台湾でも一部商品を販売している。韓国免税店には中華圏からの観光客も多く訪れるため、これらの市場での認知度は韓国免税店で取扱の決め手になった。この中華圏での人気に注目した韓国現地の企業からオファーがあり、「ボタニスト」の販売が実現。また、現地関係者によると「PM2.5が深刻な問題になっている影響もあり、韓国でも"ナチュラル思考"のトレンドが高まっている」とのことで、こうした流れも植物由来成分を配合した「ボタニスト」の取扱につながったようだ。