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Japan|原宿・竹下通りに韓国ブランドが続々オープン、第2の明洞に?

Jul 27, 2018.セブツー編集部Tokyo, JP
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「冬のソナタ」などに代表される韓流ドラマが大流行した2000年代前半、韓国の俳優が40〜60代の心を鷲掴み、ドラマの撮影地を訪れるツアーが続々登場、韓国は一躍人気の旅行地になった。独特だが日本人にも親しみやすい食文化や美容文化は、この第1次韓流ブームで広く知られたと言っていいだろう。その後2010年代前半、ミレニアル世代(1981〜1995年生まれ)の多くが学生か社会人だった当時、少女時代やKARA(カラ)といったKPOPアイドルが上陸。第2次韓流ブームが到来した。そして、SNSで海外の情報を容易に得られるようになった現在、SNS映えするファッションやメイクで韓流ブームの波は今、ジェネレーションZ(1996〜2010年生まれ)に訪れている。

現在、第3次韓流ブームと囁かれている要因の一つに原宿、特に竹下通りへの韓国ブランドの出店増加が挙げられる。竹下通りを表参道側から歩くと間も無く、「innisfree(イニスフリー)」や「ETUDE HOUSE(エチュードハウス)」の店舗があり、韓国のインスタ映えフードを真似したような飲食店があり、今や第2の明洞(ミョンドン)といった雰囲気になっている。


道を挟んで向かいに立つ「STYLENANDA」と「ETUDE HOUSE」

下表は近年出店した韓国ブランド。

米Beauty Packaging誌が各社の2016年度売上高から算出した世界の化粧品企業ランキング「Top 20 Global Beauty Companies」を見ると、韓国最大のビューティ企業アモーレパシフィック社は9位にランクインし、海外での売り上げは前年比35%増加。日本のトップは資生堂で6位、アモーレパシフィック社は日本の花王(10位)、コーセー(20位)を超える結果となり、アジアだけでなく世界的に存在感を高めている。5月に韓国コスメブランド「3CE(スリーコンセプトアイズ)」を運営するNANDA(ナンダ)社を買収したロレアルもK-Beautyを一大トレンドと位置付ける。

Beauty Packaging Magazine: Top 20 Global Beauty Companies 2017

韓国では人口規模や近年の国内消費の減少から、事業を始める時から海外市場を強く意識している企業が多い。そのため国外進出に向けたマーケティング能力が高く、国策として官民一体で打ち出しているK-POPアイドルの、日本を含むアジア、欧米地域での人気も合間って強い発信力も持っている。
韓流カルチャーが図らずも段階を踏みながら各世代でトレンドになってきた日本は、韓国ブランドにとって最も進出しやすい市場だ。こういった背景と、ファッションやコスメという若年層を中心にした第3次韓流ブーム、若者が集まる街という原宿の特色が合わさり、竹下通りの韓国化が起きたのではないか。
日本らしさを失わないことも大事だが、日本企業は今後より積極的に他国の好事例を取り入れて、国内市場に甘んじずグローバルに拡大するために活用することが必要になってくるだろう。


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