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「マルニ」のクリエイティブ・ディレクターにメリル・ロッゲ就任 アントワープ出身の実力派が10年ぶりのバトンを継ぐ

NEWJul 16, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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「ディーゼル(DIESEL)」や「ジル サンダー(JIL SANDER)」を擁するOTBグループは7月15日、「マルニ(MARNI)」の新しいクリエイティブ・ディレクターにメリル・ロッゲ(Meryll Rogge)を任命したと発表した。「マルニ」のクリエイティブ・ディレクターの交代は10年ぶり。これまでクリエイティブ・ディレクターを務めていたフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)は、今年6月に退任している。

メリル・ロッゲはアントワープ王立芸術アカデミーでファッションデザインを学び、その後ニューヨークで「マーク ジェイコブス(Marc Jacobs)」のデザインチームに所属。ベルギーに帰国後は「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」でウィメンズのチーフデザイナーを務めるなど、実力派としてキャリアを重ねてきた。2020年には自身のブランドを立ち上げ、独立した美学と素材への探究心で業界内評価も高い。

ロッゲは就任に際して、次のようにコメントしている。「長年、独立した精神と自由な表現で知られるマルニに加わることを大変光栄に思います。歴代のクリエイティブ・ディレクターたちが築いたビジョンを引き継ぐことは謙虚な気持ちと同時に、刺激的な挑戦です」。

OTBグループの会長であり、「ディーゼル」創業者のレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)も、ロッゲの起用理由について以下のように語っている。「私たちは世界中の候補者と面談しましたが、メリルはマルニのDNAを再解釈する繊細な感覚と、アクセサリーやインテリア、特別プロジェクトまで横断的に統括できるグローバルなビジョンを持つ、稀有な存在でした」。

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