「ポール・スミス」が「Rakuten Fashion Week」会期中の3月に日本でファッションショー開催
Feb 12, 2025.Tokyo, JP
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2011年に開催された「ポール・スミス」のランウェイのフィナーレ
今シーズンのテーマは「フォトグラフィー」。写真家で実父のハロルド・B・スミス(Harold B. Smith)の作品にインスパイアされたコレクションで、「ポール・スミス」の代表的なストライプ柄のニットやポール・スミス自身が撮影した蘭の花がプリントされたシャツなど、英国のテーラードをベースにした力強いプレゼンテーションだった。
ポール・スミスが育った英国のノッティンガムで「ビーストン・カメラ・クラブ(Beeston Camera Club)」を創設したという父・ハロルドは、「あらゆるものの中にインスピレーションを見つけることができる。もし、見つけられないならもう一度見てみることだ」と、よく話していたという。ポール・スミスにとってこうした言葉がファッションデザイナーの資質を育んだという。
前日には大阪で取材だったというサー・ポール。その精力的な姿勢は14年前と全く変わっていない。今回のショーのフィナーレでは、祝福の投げキッスであった。