そごう・西武は5月1日、西武池袋本店の大規模な改装に伴って営業を終了したブランドを発表した。アパレルや服飾雑貨の売り場が大幅に縮小されると見られていたが、4月30日までに44の婦人服・雑貨、紳士服・雑貨、ベビー・子ども服関連のブランドが営業を終了した。なお、営業終了日は各ブランドによって異なる。
婦人服では「ケンゾー(KENZO)」「ナラカミーチェ(NARACAMICIE)」「セオリー リュクス(theory luxe)」「ポール・スミス(Paul Smith)」「ヨーガンレール(Jurgen Lehl)」「ランバン コレクション(Lanvin Collection)」など、25ブランドが4月30日までに営業を終了。
婦人雑貨は「ロンシャン(Longchamp)」など6ブランド、紳士服・雑貨は「ニューヨーカー(NEWYORKER)」「フェリージ(Felisi)」など8ブランド、ベビー・子ども服は「ボーネルンド(Bornelund)」など5ブランドがそれぞれ営業を終了。
そごう・西武は、西武池袋本店に「ヨドバシカメラ」が入居することを受け、元々入居していた外資系高級ブランドの撤退が懸念されているが、昨年11月にプラダジャパン元社長のダヴィデ・セシア(Dvide Sessia)氏が取締役執行役員副社長に就任し、こうしたブランドとの関係性強化に動いている。