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「五島の椿」発表会に吉永小百合が登壇 いつまでも変わらない美しさの秘訣とは

Feb 21, 2023.高村 学Tokyo,JP
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吉永小百合

一般財団法人松下財団は2月21日、長崎県・五島列島に自生する椿を核に産学官民の連携で新たな地域活性を目指す「五島の椿プロジェクト」の発表会を開催し、松下剛代表理事と椿サポーターで俳優の吉永小百合が登壇した。「五島の椿プロジェクト」は、長崎県を中心とする産学官民の力を集結し、五島列島に自生する椿を核に、商品開発から消費までを循環させることで、継続可能な産業と雇用を創出し、新たな地域活性のモデルケースを目指す取り組みだ。

五島列島は大小152の島々からなり、松下代表理事はその島のひとつである福江島の出身だ。18歳までを過ごし、五島列島を「命の恩人の島」と語る。一方で、五島列島は少子高齢化が進み、小学生も年々減っている。さらに、地場産業が少ないため、約90%の学生が高校を卒業すると離島するという。こうした状況に危機感を抱いた松下代表理事は、故郷を再生したいという思いから「五島の椿プロジェクト」を立ち上げた。

五島列島には藪椿と呼ばれる推定1000万本もの自然の椿が自生している。椿はその実から採れる油だけではなく、花や葉、実の繊維に至るまで美容効果があることが認められている。椿の葉から抽出される「ヤブツバキテルペン」は、肌の中の水分量が増えることでバリア効果が高まり、水分が逃げにくい肌へと導く。花から採れる「椿酵母エキス」は、美容成分のグルタチオンが肌にハリとツヤを与える。「五島の椿プロジェクト」は、椿が持つ美容効果に着目して、「椿の葉 保湿水」「椿酵母せっけん」「椿酵母オイル」を開発し、発売した。

椿サポーターを務める吉永小百合は、プライベートで何度も五島列島に訪れており、この日も椿を思わせる真紅のドレスで登場した。五島列島の椿を原材料にした化粧品について、「とても温もりのある素敵な化粧品です。これからも毎日使って少しでも元気な肌でいたいと思います」と、話す。さらに、「なるべくシンプルに、余分なものはつけないようにしています。あとはしっかり保湿をしています。それから、運動することで体を活性化させると、肌も元気になります」と、いつまでも変わらない美しさの秘訣について明かす。

また、五島列島の現地の椿農園からは、五島の椿株式会社の谷川富隆社長が同時中継で登壇し、「島の宝である椿の力で島の価値を全国の皆さまにお届けし、地域に貢献していく考えです。私たちは自社農園で生産、加工まで手掛けていまして、吉永さんのお力もお借りしながら、真心を込めて商品をお届けしていきます」と、語った。

「椿の葉 保湿水」は3,455円(150ml)、「椿酵母せっけん」は泡だてネット付きで3,500円(110g)と2,000円(60g)、「椿酵母オイル」は4,500円(30ml)、1,900円(10ml)。2月22日からは東京・銀座の「ビューティーコネクション銀座」でポップアップを開催する。

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